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・・基本有言不実行・戯言駄文録・・・
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01.10.00:05

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  • 01/10/00:05

08.05.21:51

生き地獄

死よりも辛い生き様があることを私はよく知っている
あの人にとって死が何よりの救済であったこととおなじように、自分にとっても死は救済にしかなりえないのだ
私は救われるべき存在ではない
あの人によって救われた私が、あの人を救えなかった私が、救わなかった私が、その罪を償わずに救済されるわけにはいかない
私自身が赦さないのだ
あの人を何よりも愛していた私が、あの人を見殺しにした私を赦すわけがない
ならば私は死するべきではないのだろう
死の先に地獄など無いことはあの人が教えてくれた
ならば私はこの永遠に続く生き地獄に一人残り続けよう
私が私を赦せるその日まで
あなたの苦痛に私の苦痛が届くその日まで

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06.28.02:52

夜光A(暫定) 途中書き1

 町灯の一つもない真っ暗な山道を、一人の男が歩いている。月明かりの下、丈の長いコートに身を包んだ背の高いシルエットだけが、ぼんやりと闇の中に浮かび上がっていた。紐に吊るした大きな桶を背に担ぎ、軽くも重くもない足取りで山を下る。
 男は仕事を終えたばかりだった。後はこの首桶の中に詰め込んだ証拠を、依頼主に捧げるだけだという。
 腰にぶら下げた小刀が、男に語りかける。
「まだ帰らないのですか?」
「何処にだ?」
 小刀はそれきり一言も発さず、そのまま男は歩き続ける。麓の町が見えてくると、チカチカと目映い夜光の明かりが男にも届くようになっていった。浮かび上がった男の表情は精悍で重々しい。ただ、その視線の先には何もなく、帰る場所も確かになかった。


【夜光】


 時計の針が真上を指す、深夜零時の酒場。夜更かしの得意な荒くれ達は、日付が変わっても懲りず飲み続け、人でごった返したフロアーは喧しい音で溢れていた。笑い声、話し声、怒鳴り声、食器のぶつかり合う危なっかしい音もあれば、ドタドタを歩き回る物音や、歌声なども流れる。あらゆるものが混ざり合い、酒場という深夜の風景を創りだしていた。
 鳴り止まぬ喧騒の中、隅で独り静かにグラスを傾ける、あの男の姿があった。
 スッキリとした輪郭、整った高い鼻筋、堀が深く皺のない額。マスクかと思う程大きなサングラスで顔の大半を隠しているため、眼元や表情は窺えない。しかし残った部位だけでもその男の容姿が優れていることはよくわかった。
 席を並べる他の客たちは、男の細かい要所を勝手に観察してはヒソヒソと小声でさわぐ。自分が酒の肴にされていることに、男はスッカリと気付いていた。落ち着きなく左手の指でテーブルを小突き、イライラとフロアーの一角を真っ黒なサングラス越しに睨みつける。
 視線の先、大きなカウンターの前には全身を金色の甲冑で包み込んだ男が立ち、従業員らしき中年と何やら話をしている。中年の従業員は甲冑の話に適当な相槌をうちながら、睨みつける男の方を横目で伺いながらニヤニヤと笑っている。不愉快を全身で表すかのように椅子にもたれ掛り、腕と長い足を組んだ男を、チラチラニヤニヤ見据えてくる。何の意図があるのかはわからないが、良い気分になどなりはしない。背後の喧騒を含め、ストレスの海に喉まで浸かった男はついに我慢しきれず席を立つ。
 ガシャン。
 高音が跳ねたその後に、フロアー中の人間の動きが止まった気がした。誰一人声を発さず、突如訪れた無音に驚き、周囲を見回す。静寂の波は店の入り口の方から押し寄せていた。それをわずかに感じ取った誰かが顔を向け、それにつられて次々と酔っ払いの視線が店の入り口に集まっていく。例外はなく、男もまたその空気に呑まれ、動きを止めていた。
 入り口の大扉はバックリと二つに開き、その間に堂々とした立ち姿の、誰かが立っていた。男の位置からではその全てが窺えない。しかし、嫌な予感がした。漆黒の絹織物がわずかに見えた。金と銀の装飾品が、薄暗い電球の下でギラリと、獣の牙のように閃いた。
 カツカツと軽く、鋭い足音がする。足音が迫る。
 男は他の客と同じように唖然とした表情を浮かべる。立ち上がったばかりの大きな体をぎゅっと屈め、その誰かの方を、じっと、やはり音も無く、凝視している。
「なんだ、ゴミばっかりじゃない」
 無音の店内に、男とも女とも判別しがたい綺麗な声が響いた。その声に誰もが聴き入り、耳を傾けた。男の背に汗がつたった。
 陽の一つも感じさせない、夜空の様な黒髪。病的な程白い肌。人と人の間から微かに見えたその容姿には見覚えがあった。まるで精巧な人形のように完璧な美しさ。つまらなそうにフロアー中の人間を見下す、満月の双眸。
 その金色と、目があった。





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10.08.15:27

梓川の手記

一日目
ハローマイゴッド! おはようございます。私は梓川鵺子。ごく普通の、どこにでもいる、頭の少し狂った成人女性。
今朝目が覚めたら、なんだか変な世界に迷い込んでいた。こんな世界にいつからいたのかまるで思い出せない。でも人が突然ワープするようなことはないだろうし、私はこの世界で生きていた人間なんだと思う。
いや、でもどうだろう。私は本当に人間なのかな。人間の女っていうのは、やはりああいうヤツをいうのだろう。
うるさくて、嘘つきで、こずるくて、でも、少し……いいなぁ

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10.06.18:18

ゾンビサバイバルやってみたったー

http://shindanmaker.com/235938

【梓川ルール】人間が出たらイベント後にHP-1、食糧+4(初日は除く)


今日の梓川:【探索】半裸の若い女性が同行を申し出る。どうも怪しい。その夜、女は食糧を盗み逃亡! 追うと・・・ゾンビに食われていた。因果応報。食糧:-6
【梓川】HP100-食糧94:

今日の梓川2:【探索】戦車の残骸を発見。こんな兵器まで持ち出してもどうにもできなかったのだろうか・・・。手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て)を得た! 食糧:-3
【梓川2】HP100-食糧91:手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て)

今日の梓川3:【アクシデント】窓際に追い詰められた! 隣の建物に飛び移るしかない! 今が22時~10時ならダメージなし。それ以外なら9のダメージ! いずれにせよ食糧:-3
【梓川3】HP91-食糧88:手榴弾(【アクシデント】ひとつ無効化。使い捨て)

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09.16.02:23

彼と過ごした最期の話

「クローネス!!」
 私を呼ぶ、エルグの叫び声が聞こえた。いつになく必死そうな声で、それでも私は一歩も動けなかった。
 真っ黒な竜の化け物が私を睨み付けていた。
 足がすくみ、体が震え、意識が止まる。じわりと揺れる視界に竜の青黒い爪が伸びてきた。
(殺される)
 そう思い込むことしか出来なかった。目を閉じて。そしたら……
 ぐじょっ、ばぎぎっ……ぶちゃ
 暗闇の中、何か生臭いものが顔にかかった。ぬるい液体、異臭。酸の混ざった、血の臭い。
 目を開くと、
 化け物と、
 私の間には、
 首と胸と腹と右脚に深々と化け物の爪を埋めた、エルグが立っていた。
 セフィリアの絶叫が頭に響いた。

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